 |
 |
 |
全国で7000万台ともいわれる車の保有台数に対し、駐車場は200〜300万台分しかないのが現状だ。大手駐車場会社が売上げを急速にのばしていることからも分かるように、駐車場経営は、安定した収入源になり、違法駐車の削減など社会への貢献ともなる、非常にリスクの少ない事業だ。
駐車場経営といっても、多くの種類がある。周辺環境や面積、地形に合わせて検討することが必要だ。「収益拡大」なのか「他の活用法を固めるまでのつなぎ」かなど、目的をしっかりさせておこう。 |
|
|
 |
 |
駐車場経営 メリット |
|
1.初期投資が少ない
極端にいえば1台からの経営も可能。平面駐車場なら、初期投資ゼロで活用することもできる。立体駐車場の場合は設備が必要となるが、建物を建てることを考えれば投資額は大きく抑えられる。
2.経営のわずらわしさがない
売却やマンション建設などに転用する際、すぐに撤去することができる。また相続税における物納も可能だ。機器はリサイクルに回すことができる。経営する時間がない場合は、委託もできる。
3.自由な料金設定が可能
賃貸借契約ではなく、寄託契約に基づいて運営するため、需要や景気の変動に合わせて柔軟に料金の改定ができる。マンションなどの経営に比べて、経営者が自由な裁量で設定できる範囲が大きい。 |
|
|
 |
 |
駐車場経営 デメリット |
|
1.税制上のメリットが少ない
「住宅用地」ではないため、固定資産税や都市計画税の軽減がない。相続税評価においても、更地とみなされ、「貸宅地」や「貸家建付地」による評価額は受けられない。(但し、立体駐車場の場合、「特定事業用宅地」として400m2まで80%減になるケースもある。
2.設置に制限、解体に費用がかかることも
自走式駐車場や多段式駐車場は「建築物」とみなされ、建築基準法の適用を受け、「用途地域制限」により、住宅地での設置が認められないことがある。また初期投資が比較的大きくなる立体駐車場の場合、転用時、投資額が回収できなかったり、解体に費用がかかることがある。 |
|
|
 |
 |
駐車場経営 成功のカギ |
|
1. 車の流れ
「導入路」→「入り口」→「場内車路」→「車室」→「場内車路」→「道路」という車の流れをスムーズに行うことができるか。渋滞がはっせいすれば、サービス機能は一挙に低下する。
2. 安全性と利便性
駐車場には、車だけでなく、人も行き来する。したがって人が安全で便利に移動できる導線計画は、絶対条件。高齢者や女性に対する社会性をもった駐車場にすることも必要だ。
3. 経営効率
入り口の数や施設のセキュリティ計画をしっかりと行うこと。多くの人員を必要とする施設となり、結果的に経営を圧迫することになる。
4. 常に駐車場ニーズを考える
単純に収容台数を増やせば、利益が上がるわけではない。周辺の駐車違反車数を調べるなど、地域の駐車場ニーズに応えること。料金面でも、近隣の競合と同様の設定にするのでなく、相場より安くしたり、「高齢者」や「学生」への割引制度を導入するなど、地域密着の料金体系にして、多くの人に利用してもらうことが大切だ。 |
 |
 |
|
|
 |